2026年9月4日カトマンズ(ネパール)発
9月4日朝、人道支援活動に欠かせない物資84トンを積んだ航空便が、ネパールのカトマンズに到着しました。ユニセフ(国連児童基金)は、ボテコシ川・トリシュリ川流域で発生した壊滅的な土石流の被害を受けた子どもと家族が緊急に必要としている、これらの支援物資を被災地へ送り届けます。

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EUの支援を受けて、カトマンズの空港に到着したユニセフの緊急支援物資(ネパール、2026年9月4日撮影)
カトマンズに緊急支援物資が到着

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コペンハーゲンにあるユニセフの物資供給センター。被災地に向けて、緊急支援物資の輸送準備をしている(デンマーク、2026年9月3日撮影)
人道支援のニーズが高まり続ける中、被災地域の各地では多くの子どもと家族が緊急の支援を必要としています。たくさんの家族が住まいや家財を失い、安全な水や衛生設備を利用できない状況にあります。また、学校や保健施設、重要なインフラへの被害が、子どもたちの暮らしに混乱をもたらしています。
欧州連合(EU)の支援を受けたこの航空便は、ユニセフの国際的な物資供給拠点があるコペンハーゲンを出発し、数十万人を支援するための緊急物資を運びました。人びとの命を守るこの貨物には、急性水様性下痢症対応キットや診断機器のほか、貯水タンク、衛生キット、水処理用品、テント、乳幼児・子ども用の冬服キット、学習教材などが含まれています。
ユニセフ・ネパール事務所代表のアリス・アクンガは次のように述べました。「これらの支援物資は、洪水の被害を受けた子どもと家族にとって極めて重要な時期に届きました。何万もの子どもが、ほんの数分のうちに生活を一変させられました。多くの子どもが家や教室を失い、平穏な日常も奪われました。今回の物資の到着により、緊急に必要とされる支援を届け、子どもと家族の健康やウェルビーイング、そして将来を守るための支援につなげることができます」。
ユニセフ、緊急支援を展開

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ヌワコットの学校の避難所に身を寄せる生まれたばかりの赤ちゃんとその家族。ユニセフの支援により、新生児用キットを受け取った(ネパール、2026年9月4日撮影)
支援物資は数十台のトラックに積まれ、最も大きな被害を受けたラスワ郡、ヌワコット郡、ダディン郡の各地へ運ばれます。これらの地域では、ユニセフのチームが政府関係機関やパートナーと連携して活動を展開しています。支援物資は、人々が安全な水を利用できるようにし、疾病予防を強化し、子どもたちの学習を支援するとともに、最前線で活動する保健・栄養分野のスタッフが、特に脆弱な状況にある子どもや母親を特定し、支援するための手段にも活用されます。
洪水発生以来、ユニセフは国および地方当局と連携し、事前配備していた物資を活用して緊急支援を実施してきました。これには、保健・衛生用品、水の浄化用品の提供に加え、子どもと養育者への心理社会的支援、そして特に深刻な被害を受けた子どもたちのための遊具や教材を備えた「子どもにやさしい空間」の設置が含まれます。
アクンガ代表は次のように述べています。「パートナーの皆さまのお力添えで、子どもたちが最も支援を必要としている時に迅速に対応することができています。今後数週間から数カ月にわたって、子どもたちが日常を取り戻し、健康を維持し、学びの場に戻り、生活を立て直していくためには、継続的な支援が欠かせません。被害の規模は極めて大きく、支援ニーズも依然として深刻であることから、一日も無駄にはできないのです」。


























