女性器切除(FGM)
© UNICEF/UNI42930 /Pirozzi
"ダヤ"と呼ばれる伝統的な施術者の女性が、切除に用いる刃を手にしている(エジプト)
女性器切除(female genital mutilation、以下FGM)とは、アフリカや中東、アジアの一部の国々で行われている、女性の性器の一部を切除してしまう慣習です。きわめて強い社会的な規範に支えられ、家族はその害を知っていても自分の娘にFGMを受けさせていることが少なくありません。
FGMを受けた女の子や女性は、出血が続き、感染症や不妊、死のリスクにさらされます。女子と女性の人権侵害であるとともに、健康面及び精神面で長期的な影響を及ぼすFGM根絶にむけて、ユニセフはパートナーとともに活動しています。
FGM根絶の日
毎年2月6日は、国際女性器切除(FGM)根絶の日(ゼロ・トレランス・デー)です。
2月6日は「女性器切除(FGM)根絶の日」400万人超の女の子が危険に直面(2026年2月6日) >>
主要データ
© UNICEF/UNI42923/Pirozz
保健所に貼られている、FGM撲滅のための啓発ポスター。
FGMの処置を受けさせるために、嫌がる娘を無理やり病院に連れてきた母親と、処置を断る医者が描かれている。「医療的な観点からみると、FGMは女の子を最も傷つける行為である」という文が、この絵の横に添えられている。
- 2026年だけでも、推定450万⼈の⼥の⼦(その多くは5歳未満)が、FGMを受ける危険にさらされている。
- FGMによる影響を抱えながら⽣きている女の子と⼥性は、世界で2億3,000万⼈を超えている。
- 最も多いのはアフリカで、1億4,400万人以上。次いでアジアが8,000万人以上、中東では約600万人。さらに、その他のFGMの慣習が残る地域や移民の受け入れ国などで100万~200万人。
- FGMが広く行われているアフリカと中東の国々では、人口の約3分の2がその撤廃への支持を示している。
出典:
スーダン
ハリマさん(20歳)のストーリー
ハリマさんは、幼いころに女性器切除(FGM)の被害に遭い、現在は有害な慣習によって傷つく女の子を減らすための行動を起こし、正しい知識を他の人々に伝えるために啓発活動を行っています。
© UNICEF/UNI511465/Awad
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